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しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

無くしていく子ども心

New idea 子どもの見取り

子ども心、無邪気な心を無くしていくのも成長。


昨日の出来事。

昨日はワックス掛けがあった。そのため、事前に入念な水拭きをし、隅々まで綺麗にしていく必要がある。

そこで、机やいす、移動できるものはすべて廊下に出し、徹底的に綺麗にしていく。しかし、子どもは雑巾掛けが好きではない。

そこで、私はおもむろにバケツを持ち出し、水を汲み、教室にぶちまける。水浸し(ある程度常識的な範囲で)になった教室を一斉に拭き取れば、水拭きもできるし、水浸しなので角も拭かなくてはならないため、隅々まで綺麗になる。それに、何せ楽しい。


前の学校でも、ワックスをかける前にはよくやっていた。しかし、昨日やってみてあることに気付いた。学年によって、子どもの反応が違うのだ。


1年生や2年生は、水を撒いた途端、

「イェ〜〜〜イ!!!!!

と叫び出す。何だか分からなくても、水を撒くだけで喜ぶのだ。「何だか楽しいことが起こったぞ」と、本能的に感じ取り、それを身体中で反応する。


しかし、5年生はというと、水を撒いた時、

「え〜〜〜〜っ⁉︎」
「先生、何してるんですか⁉︎
「まずいですよ!」

と悲鳴をあげたり、私を止めようとする。
子どもたちはこれまでの経験などから、教室に水を撒き散らすなんてありえないと感じ取るのだ。そして、それを先生がやるなんてありえないという感覚をもっている。


この、低学年と高学年の子どもの反応の差が一つの成長なのだろう。

でも、昨日の子どもの反応を見て、少し淋しくなった。「何だか分からないけど、楽しそうだ」と感じる心はだんだんと無くしていくのだろうと感じた。

考えてみると、こちらが思いもしないようなことを始めたり、言い出したりするのは、低学年の子どもたちばかりだなと思い返す。前はこんな低学年の子どもの動きにワクワクさせられていた。
でも、今はこのワクワクする感覚を忘れている。


新しいアイデアや発見は子ども心や無邪気な心、言わば「遊び心」から生まれることが多い。成長していくからこそ、大切にしたいものだと改めて思う。


それでも昨日、水を撒いた後は、ものすごく楽しそうにみんな生き生きと雑巾掛けをしていた。普段、雑巾掛けをあまりしたがらない子も率先としてやっていた。見事、私の術中にはまってくれた(笑)それに教室はピカピカ。

子どもたちは、子ども心を忘れていきつつも、やはり楽しいことが大好き。こちらからいろいろな仕掛けで楽しいことをプロデュースしなければ、つまらない子どもたちばかりになってしまう気がする。
でも、隣のクラスの先生(初任)に真似をされた(笑)次はもっと違う方法を考えないとつまらないな。


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