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しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

意欲を高めるには

先日、学力テストの結果が返ってきた。学力テストであっても、単元テストであっても、それが全てではない。全てではないが一つの指標になる。

結果の一覧を見ていると気付くことがある。意欲が高い子どもはやはり結果も良い傾向がある。当たり前と思うかもしれないが、これまでの学習の様子や、テストを受けている時の様子などを思い返すと「やっぱりそうなのか」と改めて感じる。また、別の視点も見えてくる。改めて感じたからこそ、今後どうするかについて考える必要を感じるのだと思う。

授業中、教師や友達の話を頷きながら聞いている子。自分の考えを発表したり、発表せずとも呟いたり、問い返したりしながら主体的に臨む子。これらの子どもは、点数が高い。ただ、それだけではなく、知能から見た得点がたかくなっているのだ。例え得点自体はそんなに高く見えなくても、その子としての頑張りが見えるのである。つまり、自分のもっているもの以上の力をだしているのだ(これも一つの見方でしかないが)。こういう子は絶対に伸びるし、学力が高くなくとも、自分の力で将来を切り拓いていけると思う。


逆にあまり意欲を感じない子。授業中はまじめ(そうに見える)。でも、聞いているつもり、やっているつもり、分かったつもりになっているようだ。テストの時もいち早く終わったかと思うと、ボーっとしていたり、寝ていたり、お絵かきしていたりと、見直すこともない。結果は、点数が高くても、自分のもっているもの以上の力は出せていないのだ。


学力向上と生き抜く力の向上には「意欲の向上」が大事だということ。では、どうやって意欲を向上させるのか。

考えたくなる授業

やはりこれは不可欠。子どもにとって魅力ある授業にすれば解決しそうだ。
しかし、子どももそれぞれ。意欲のもちようにも差がある。10人中9人が楽しいと感じても、残りの1人はそう感じないこともある。いくら教師が様々な手を打っても、子ども自体の内面が変わらなければ、効果はない。では、そのような感じる心が乏しい子にはどうしたらよいのか。

人参作戦

とにかく、頑張ったら(成果を上げたら)ご褒美をやる。よく聞くのは「テストで○○点をとったら(○○番以内に入ったら)、◻︎◻︎を買ってもらう」などというもの。これはどうだろう?一生懸命やるのではないか?クラスの子どももよく言っているし、現に意欲的になっているように見える。実はこれは危険だ。目的が違くなるのだ。目的が違くなると目標も違くなる。人参作戦をすると、目的が「何かを買ってもらうため」になり、目標が「できるようになる」ではなく「○○点をとる」という点数や一部の結果だけになってしまうのだ。ご褒美がないと頑張らないようになってしまう。


ではどうする?残念ながら答えが見出せない。
ただ、何となく分かっているのは

「意欲」は「必要感」に支えられ「必要感」は「目標」に支えられ「目標」は「目的意識」に支えられている

ということ。子どもたち自身が「何のためにやるのか」について考えることができるようになることが必要なのだろう。


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